ダイバーズウオッチ誕生から55周年を迎える2020年に革新の歴史にふさわしいスペシャルなアニバーサリーモデルがセイコー プロスペックスから新発売。
1968年に発売された原形モデルは、当時としては世界最高水準の10振動ハイビートムーブメントを裏ぶたのないワンピース構造の300m防水ケースに搭載した革新的な時計でした。日本山岳会の植村直己、松浦輝夫の両名が1970年のエベレスト登頂にこのモデルを携行し、その高い信頼性が証明されるとともに、今日ではプロテクターつきモデルと並んで、セイコーダイバーズウオッチの代名詞にもなっており、世界中の時計愛好家から愛されています。
今回の復刻では、当時空気潜水仕様だった防水性能を飽和潜水仕様に進化しただけでなく、「エバーブリリアントスチール」を採用したケースに、現代のメカニカルハイビートキャリバー「8L55」を搭載することで、2018年にジュネーブ時計グランプリ「スポーツ」部門賞を受賞したオリジナルに忠実なデザイン復刻モデルを超えた逸品となります。
耐衝撃や耐浸水を極限までに追い求めそのタフさを実現した、裏ぶたが存在せず、表側からしか開かない「ワンピースケース構造」を採用した時計となります。