ダイバーにとって、魅力的なダイバーズウォッチとはどのような物でしょうか。ダイバーズウォッチとなると機能性の高さはもちろんのこと、やはりデザインにもこだわりたいですよね。
セイコーは日本初の腕時計ブランドであり、クオーツウオッチを世界で初めて製品化しブランド。そんな日本が世界に誇るセイコーは伝統あるスタイルを継承しながらも多くのコレクションがあり、シーンに合わせた腕時計選びができるのが大きな魅力の1つです。
今回はそんなセイコーの腕時計の中でもダイバーズウォッチに注目し、プロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデル Ref.SRPC23J1についてその魅力を徹底レビューしたいと思います。
セイコー プロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデル Ref.SRPC23J1
プロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデル Ref.SRPC23J1のスペック
型番 | SRPC23J1 |
---|---|
シリーズ名 | プロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデル |
素材 | ケース/ステンレス、ベルト/ステンレス |
サイズ | フェイス(HxWxD):約45x48x13.5mm、腕周り最大:約205mm |
ムーブメント | 自動巻き |
防水 | 200m防水性能 |
文字盤カラー | ブラック |
仕様 | メンズ、逆回転防止ベゼル、スクリューバック、ネジロック式リューズ、ハック機能(秒針停止機能) |
ムーブメント
キャリバーNo SRPC23J1の腕時計で自動巻き
外装
ケース、ベルトともにステンレスを使用しています。また、文字盤にはブラックが採用されています。中留はワンプッシュの三つ折れ方式です。
その他仕様
200m防水性能
サイズ:厚さ: 13.5㎜、横: 48㎜、縦: 45㎜で、重さは183gです。腕周り長さの最長は205 ㎜まで対応しています。
セイコー プロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデル Ref.SRPC23J1の評価、評判
≪プロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデル Ref.SRPC23J1≫はセイコーダイバーズの55周年を記念して、2020年5月に復刻しました。セイコーのダイバーズウォッチがいかに人気かがここからもうかがえますね。
国産ダイバーズウォッチの歴史を作った、セイコーのダイバーズウォッチ1965年にセイコーが発売したのが国産初のダイバーズウォッチです。以後、50年以上にわたって進化を続け、独自のテクノロジーを搭載したエポックメーキングな商品を次々と世に送り出してきました。このことが、世界中のダイバーや冒険家という幅広いプロフェッショナルからの高い評価と信頼の獲得と言う実績となっています。
具体的な実績としては、1966年から4回に渡って、南極観測越冬隊の装備品として寄贈されています。さらに、1975年には世界で初めてダイバーズウォッチにチタンケースを採用し、200mもの浸水に耐えられるようになったことで、極致に赴くダイバーや冒険者たちとともにその信頼性を実証してきました。
セイコーが技術開発の基準にしてきた性能規格がその後のダイバーズウォッチの基準に大きく貢献。ダイバーズウォッチを世界に先駆けて作成してきたセイコーは、後にJIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)におけるダイバーズウォッチ規格制定に大きく貢献ししました。セイコーのダイバーズウォッチの進化の過程は日本のダイバーズウォッチの歴史そのものと言えるのです。
プロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデル Ref.SRPC23J1のレビュー
ダイバーズウォッチなので、当然日常生活での利用が可能です。耐水性に優れているので、海や川で本品をつけていたら、おしゃれですよね。若い男性が利用するのはもちろんステキなのですが、子供連れのパパがつけていたら、「おしゃれなお父さん」という印象を簡単に周囲に与えることができますね。
私も父がこんな風に、シーンによって時計を使い分けるおしゃれさんだったら、お友達に自慢したくなります。
それでは、数ある≪セイコー プロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデルRef.SRPC23J1≫のレビューを項目ごとにまとめて、わかりやすくご紹介したいと思います。
優れた防水性能
通常、ダイバーはダイビングの際にはダイビングコンピューターを携帯し、深度や時間を記録します。ダイバーズウォッチはあくまでもダイビングコンピューターではないため、ダイビングデータの記録はできません。しかし、それでいて深度200mまで耐えられる機能がいかに高いか、お分かりになりますでしょうか。
普通、ダイビングを始めてライセンスの取得をして、アドバンスと言うライセンスまで取得しても潜れる深度は30mまでです。さらに、ダイバーとしての専門性を高め、「ディープ・ダイバー・スペシャルティ・コース」のライセンスを取得しても潜れるのは40mまでです。
私もアドバンスのライセンスは取得しておりますが、そこで出会った多くのダイバーたちも「ディープ・ダイバー・スペシャルティ・コース」までは取得していませんでした。つまり、通常ダイビングを楽しむうえでも、30m潜れれば充分なのです。
それでも200mもの浸水に耐えられるということは、通常のダイビングにはもちろん、深海調査のレベルにも耐えうる機能があるといえます。それほどの機能を持ち合わせた時計が、これほどの低価格で手に入ることは本当に魅力的ですね。
高い視認性
セイコーウォッチの大きな魅力の1つが、その視認性の高さです。本品はダイバーズウォッチでありながら、セイコーならではの視認性の高さはしっかりと保持しています。陸地で見たとき、やや時計の針が太目に見えるようになっています。
これこそ、水中でも時間を把握する上で絶対的に求められる要素と言えるでしょう。
高いデザイン性
ダイビングコンピューターは通常デジタル表記です。ダイバーにとって、ダイビングコンピューターはあくまでもダイビングの記録を保存するものであって、『時計』としてのファッション性は求めていませんので、デジタル表記でもデザイン性に乏しくても必要な機能さえあればいいのですが、『ダイバーズウォッチ』にはファッションの一部としてデザイン性の高さも求めたくなります。
それを実現しているのが、まさにセイコーのプロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデル Ref.SRPC23J1だと言えるでしょう。黒い文字盤のおかげで、時間がはっきりとわかります。
夜光インデックスを搭載
ダイバーにしても冒険家にしても、屋外での活動が多いという条件の人にとって、暗い時に如何に快適に過ごせるかは非常に重要な問題です。
デジタルの腕時計であればライトがついている物も数多くありますが、このプロスペックスダイバーズ 3rdダイバーズ復刻モデル Ref.SRPC23J1はアナログ表記でありながら、夜光インデックスにより夜間でも時間の把握がしやすくなっています。
夜光インデックスと言う細部にまで配慮されているこのダイバーズウォッチ、55年もの長い間、ダイバーズウォッチの制作と開発に携わってきたからこそ、多くの人に求められるスペックを保持することができ、高いレベルにまで昇華させたスペックを提供することができているといえます。
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